Blogけやき通信

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「いきもの」を飼うということ②【適正飼育】

こんにちは。看護師の根本です。

前回の①でお話した【終生飼育】と同じく、
いきものを飼う上で大切なことが【適正飼育】です。
生物学や獣医学に基づいたその動物に適した飼い方
ということですが、研究や時代と共に偏移もありますし
必ず正解があるものでもありません。

実際、私も小さい頃に飼っていた犬たちは(Aコッカーと雑種)
外飼いでしたし食餌もドッグフード+その日の晩ご飯の残りを
トッピングで与えていました^^;
猫は去勢以外は病院に行ったことがありませんでした。
=予防をしていませんでした。
(この子に関しては亡くなるまで病気もしなかったこともありますが)

小学生の頃飼っていた猫(チンチラ)です



個体差もありますし「これが絶対正しい!」というものはないと
先にも書きましたが、愛護の観点やモラルなど一般常識的な
範囲の中で飼育するのは人としての責任です。

多くありがちがちな【ヒトの食べ物を与える】もそうですし、
ネット動画では小動物を染めたりお酒を飲ませるなど虐待と
いえるようなことをする人間が世の中に存在するのも事実です。

ワンちゃんネコちゃんに関しては、ペットとして人間の生活に
だいぶ浸透していますが、小動物は有識者の中でもまだまだ
未知なる部分が多くあります。実際、飼育書は最新版と過去に
出版されたものではだいぶ違う点もあります。

今年2月に出版された最新版フクロモモンガの飼育書

うちの子「しらす」も載っています!



大事なことは、できるだけ飼育環境を整えてあげて下さい。
いきものを人間に合わせるのではなく、飼っている人間側が
いきもののために快適な環境を提供してあげて下さい。
特に小動物は環境が一番重要です。
そして、飼ういきものの間違っていない知識(生態や飼育法)
勉強して下さい。  

ヒメハリテンレックはハリネズミと違い立体活動をします

 

最近ではネットで簡単に知りたいことを調べられる便利さも
ありますが、あくまで一例としての参考であり、情報の取捨選択
しっかりしていただきたいと思います。

「こういう情報を見たけどどうなの?」「これって本当?」など
疑問に感じることがありましたら、来院時にご相談だけでも
お気軽におたずね下さい。

 

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